平均寿命
10~13 年
ガイド数
39 / 50
飼育のポイント
中高齢(7 歳以上)での慢性疾患が主因。特にシニア期は定期的な血液検査と体重管理が長寿の鍵。
📋 毎日のケアチェックリスト
年 1 回の定期健診(7 歳以上は 6 ヶ月ごと)と血液検査で早期発見
適正体重の維持と関節に優しい運動(毎日 20-30 分の散歩推奨)
腸内環境サポートと消化性の高い食事管理
シニア期(7 歳以上)は月 1 回の体重・排便・食欲チェック
歯のケア(月 1 回の歯磨きと年 1 回の歯垢除去)
こんな時は要注意
食欲低下・嘔吐・排便異常が 2-3 日続いたら要注意。特にシニア犬は急速に悪化するため即座に受診してください。
ライフステージ別のケアポイント
子犬期
〜1歳
- •ワクチン・予防接種
- •社会化
- •基本的なしつけ
成犬期
1〜7歳
- •定期検診
- •予防医療
- •栄養管理
シニア期
7歳〜
- •認知機能の維持
- •関節ケア
- •臓器機能の監視
🏥 高齢期に注意すべき疾患トップ 5
慢性腎臓病
僧帽弁閉鎖不全症
椎間板ヘルニア
膵炎
クッシング症候群
✨ 最初に読むべき 3 本
犬の慢性腎臓病(CKD)
犬の慢性腎臓病は腎機能が数か月〜数年かけて少しずつ低下する不可逆的な疾患です。初期は症状がほとんど出ず、「水をよく飲む・尿量が増える」が最初の手がかり。早期発見・早期介入で進行を大きく遅らせることができます。
犬の僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)
犬の心臓病で最も多いのが僧帽弁閉鎖不全症。僧帽弁が完全に閉じなくなり、血液が左心房に逆流して心臓に負担がかかります。初期は無症状ですが、進行すると咳・運動を嫌がる・呼吸が速いといったサインが現れます。ACVIM ステージ B2 で薬物治療を開始することで生存期間が大幅に延びるエビデンスがあります。
犬の椎間板ヘルニア(IVDD)
椎間板ヘルニアは、背骨の間にあるクッション(椎間板)が変性して脊髄を圧迫する疾患。ダックスフンド・コーギーなどは遺伝的に椎間板が早く硬化(Hansen Type I)するため若くても発症します。「足を引きずる・抱っこを嫌がる・震える」が初期サイン。グレード 1〜5 で重症度を分類し、早期介入ほど機能回復の可能性が高くなります。
📚 その他のガイド(36)
犬の膵炎(急性/慢性)
犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
犬の関節炎・変形性関節症(DJD)
犬の外耳炎・中耳炎
犬の尿失禁(遺尿症)
犬の肛門嚢疾患(肛門嚢炎・肛門嚢破裂)
犬の血管肉腫
犬の胃拡張捻転症候群(GDV)
犬のリンパ腫(多中心型)
犬の皮膚肥満細胞腫(MCT)
犬の甲状腺機能低下症
犬のてんかん(特発性てんかん)
犬の子宮蓄膿症
犬のアレルギー性皮膚炎
犬の肥満
犬の拡張型心筋症
犬の緑内障
犬のフィラリア症
犬の咳咄嗟症(ケンネルコフ)
犬のレプトスピラ症
犬の分離不安
犬の気管虚脱
犬の股関節形成不全
犬の肝炎(肝臓炎症)
犬の尿路結石(尿石症・腎結石)
犬の前立腺炎(前立腺肥大・前立腺膿瘍)
犬の歯周病(歯肉炎・歯槽骨吸収)
犬の脂肪肝(肝脂肪症・肝リピドーシス)
大型犬の股関節形成不全(ジャーマンシェパード・ラブラドール)
短頭種の気道閉塞症候群(ブルドッグ・パグ)
小型犬の膝蓋骨脱臼(チワワ・ポメラニアン)
ジャーマンシェパードの変性脊髄症(DM)
小型長身犬の椎間板ヘルニア(ダックスフンド・シーズー)
ペット寄生虫感染症(内部・外部寄生虫)
ペットの真菌症(リングワーム・皮膚糸状菌感染)
ペットの肥満症(多種共通疾患)
語り継がれる、この種の物語
よくある症状・懸念
こんな時は受診を検討
- 多飲多尿(PU/PD)
- 体重減少
- 夜間〜早朝の乾いた咳
- 運動を嫌がる
実例から学ぶ
犬の飼い主が記録した症例をご覧ください。
症例を見る症例から学ぶ
この動物種に関連する実際の症例やユーザー投稿を確認できます。
症例を見る