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よくある病気の解説4件
犬の慢性腎臓病(CKD)
犬の慢性腎臓病は腎機能が数か月〜数年かけて少しずつ低下する不可逆的な疾患です。初期は症状がほとんど出ず、「水をよく飲む・尿量が増える」が最初の手がかり。早期発見・早期介入で進行を大きく遅らせることができます。
犬の僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)
犬の心臓病で最も多いのが僧帽弁閉鎖不全症。僧帽弁が完全に閉じなくなり、血液が左心房に逆流して心臓に負担がかかります。初期は無症状ですが、進行すると咳・運動を嫌がる・呼吸が速いといったサインが現れます。ACVIM ステージ B2 で薬物治療を開始することで生存期間が大幅に延びるエビデンスがあります。
犬の椎間板ヘルニア(IVDD)
椎間板ヘルニアは、背骨の間にあるクッション(椎間板)が変性して脊髄を圧迫する疾患。ダックスフンド・コーギーなどは遺伝的に椎間板が早く硬化(Hansen Type I)するため若くても発症します。「足を引きずる・抱っこを嫌がる・震える」が初期サイン。グレード 1〜5 で重症度を分類し、早期介入ほど機能回復の可能性が高くなります。
犬の膵炎(急性/慢性)
膵炎は膵臓に炎症が起き、自分の消化酵素で自分自身を消化してしまう疾患。高脂肪食・薬剤・肥満・他疾患(糖尿病・内分泌疾患)が引き金になることが多く、急性は嘔吐・激しい腹痛で命に関わる場合も。「祈りのポーズ(前足を伸ばして胸を低くする)」は典型的な腹痛サインです。
🔍実例・症例からの学び6件
ミニチュアダックスフンド(6歳・メス)椎間板ヘルニアの手術と回復
診断: 椎間板ヘルニア(L2-L3)Hansen Type I
ラブラドールレトリバー(5歳・メス)急性膵炎の治療と食事再開
診断: 急性膵炎(リパーゼ 800+ IU/L)
柴犬(10歳・オス)慢性腎臓病ステージ3の食事療法管理
診断: 慢性腎臓病(CKD)ステージ3
動物種別の健康情報
犬、猫、ウサギ、鳥、爬虫類など、動物種ごとの健康管理の基本をまとめたガイドをご覧ください。
このコラム集は診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
