ホーム受診タイミング犬の水を飲む量が増えた時 ── 体重 1kg あたり 100mL を超えたら受診を
受診タイミングコラム

犬の水を飲む量が増えた時 ── 体重 1kg あたり 100mL を超えたら受診を

🐕 多飲多尿

このコラムは診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 記載の症状や受診目安は一般的な目安であり、個体差・持病の有無によって判断は変わります。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

「夏だから水をよく飲むだけだと思ってた。半年経ってから血液検査で初期の腎臓病が見つかった」── 多飲多尿は腎臓病・糖尿病・クッシングなどの早期サインのひとつ。気づいた時点で記録を残しておく価値があります。

短期間なら様子見していいケース

  • 猛暑日や運動後で一時的に水分量が増えた
  • 塩分の多いおやつ・ドライフードに切り替えた直後
  • ストレスや環境変化(引っ越し・来客など)の直後
  • 尿の量や色は普段と変わらない

こんな時はすぐに受診を

  • 体重 1kg あたり 1 日 100mL を超えて飲む(10kg なら 1L 以上)
  • 夜中にトイレに起きる、おもらしが増えた
  • 尿が薄い色(透明〜薄い黄色)の状態が続く
  • 同時に食欲が増えている/減っている
  • 体重が減ってきている
  • お腹がぽっこり出てきた(クッシング症候群の典型)

考えられる病気

関連する疾患・症状

慢性腎臓病(CKD)

初期は多飲多尿のみで気づきにくい。SDMA・尿比重で早期発見できる。シニア犬の死因上位。

糖尿病

食欲はあるのに痩せていく、水を大量に飲む、尿に糖が出るが特徴。早期治療で寿命を大きく伸ばせる。

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

中年〜シニア犬に多い。多飲多尿、お腹のぽっこり、毛が薄くなる、皮膚が薄くなるなどが組み合わさる。

子宮蓄膿症(避妊していない雌犬)

発情後に多飲多尿が現れたら緊急。陰部から膿が出る、元気消失を伴うことも。命に関わるため即受診。

🍽️この疾患に合ったフード

慢性腎臓病(CKD) 向け

糖尿病 向け

よくある質問

水を飲む量はどう測ればいい?

朝に給水ボトルや器に決まった量(mL)を入れて、24 時間後に残量を測り、差し引きします。多頭飼いの場合は、対象の子だけ別室で 1 時間水を出すなどの工夫を。

尿の量はどう確認する?

シーツ交換の頻度・1 回の尿量(ペットシーツが何枚分濡れるか)・尿の色を毎日記録するのが現実的です。PetCase のデイリーログに残しておけば、受診時にそのまま見せられます。

多飲多尿があっても、元気なら様子を見ていい?

元気でも、3 日続いたら受診をおすすめします。腎臓病・糖尿病・クッシングはいずれも初期に元気そのもの。血液検査だけで早期発見できます。

の他の症状

同じ悩みを抱える家族に届けたいときは、共有してください。

この症状の実例

多飲多尿」に関する、飼い主の実体験と獣医学論文をもとにした症例を集めました。実際にどう対応したのか、参考にしてください。

症例を見る

次は、後悔しない

今日の 多飲多尿 のことを、
一行だけ残す。

不調が気になった日だけでOK。記録の蓄積が、異変の早期発見につながります。

詳しく学ぶ

この症状の
実例から学ぶ

世界中の研究と、実際の症例から、対応のポイントをまとめています。

症例を見る

この種の新着情報が出たときにお知らせします

💬 同じ悩みの家族と話す

多飲多尿」をテーマに、PetCase コミュニティで他の飼い主と相談できます。

愛用品ランキングを取得中…

🐕 の健康情報

この動物種全体の健康情報、寿命、飼育のポイントをまとめたガイドをご覧ください。

の詳しいガイドを見る