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受診タイミングコラム

猫の皮膚トラブル ── 過剰グルーミング・脱毛・かさぶたの見極め

🐈 皮膚の異常

このコラムは診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 記載の症状や受診目安は一般的な目安であり、個体差・持病の有無によって判断は変わります。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

「お腹だけ毛が薄くなっていたけど、グルーミングのしすぎだと思っていた。受診したらアレルギー性皮膚炎で、原因のフードを変えただけで毛が戻った」── 皮膚の変化は早く対処するほど治りが早いサインです。

短期間なら様子見していいケース

  • 季節の変わり目で短期間だけ毛が抜ける(換毛期)
  • グルーミング時間が普段より少しだけ長い程度
  • かさぶたや赤みは無く、毛艶も保たれている
  • ストレスイベント(引っ越し・新入り猫)の直後で、1 週間以内に落ち着く

こんな時はすぐに受診を

  • 同じ場所を舐め続けて、皮膚が赤い・出血している
  • 左右対称の脱毛(甲状腺・内分泌の典型)
  • かゆみで眠れない様子、夜中に体を掻き続ける
  • かさぶた・フケ・ベタベタした分泌物が広範囲
  • 毛玉が大量にできて、自分でグルーミングできない
  • ノミ・ノミ糞が見つかった
  • 体重減少・多飲多尿を伴う(甲状腺・糖尿病のサイン)

考えられる病気

関連する疾患・症状

アレルギー性皮膚炎(食物 / 環境)

お腹・内股・顔周りのかゆみと脱毛。フード変更・抗ヒスタミン・除外食試験で対応。アレルゲン特定が鍵。

ノミアレルギー性皮膚炎

尾の付け根・腰背部にかさぶたや脱毛が集中。1 匹のノミでも発症する。徹底的なノミ駆除が治療の基本。

心因性脱毛(過剰グルーミング)

ストレス・退屈で毛づくろいが過剰になる。お腹・内股が左右対称に脱毛。環境エンリッチメントで改善することも。

甲状腺機能亢進症(高齢猫)

毛艶低下・脱毛・かゆみに加え、体重減少・多飲多尿・活動性増加が組み合わさる。血液検査で診断可能。

皮膚糸状菌症(カビ)

円形の脱毛・フケ。子猫・免疫低下した猫で多い。人にも感染する。培養検査で確定診断。

🍽️この疾患に合ったフード

アレルギー性皮膚炎(食物 / 環境) 向け

ノミアレルギー性皮膚炎 向け

皮膚糸状菌症(カビ) 向け

よくある質問

猫の脱毛、自然に治るのを待っていい?

換毛期 1〜2 週間以内なら様子見 OK。それ以上続く場合や、皮膚に赤み・かさぶたが出る場合は受診をおすすめします。

受診前に写真を撮るべき?

はい。脱毛部位を毎日同じ角度で撮影すると、進行・改善が分かりやすく診察で役立ちます。PetCase の写真ログに残せば記録が自動で時系列に並びます。

人にうつる皮膚病はある?

あります。皮膚糸状菌(カビ)は人にも感染するため、複数頭飼いや小さな子供がいる家庭では早めの受診が望ましいです。

の他の症状

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