猫の腸閉塞『症状』:嘔吐・便秘・食欲不振の見分けと緊急判断
このコラムは診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 記載の症状や受診目安は一般的な目安であり、個体差・持病の有無によって判断は変わります。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
「最近、ご飯を吐き戻すことが多い。でも、毛玉症かな?」1日後、全く食べなくなり、お腹が膨らんでいるようにも見える。獣医師に連れて行ったら『腸が詰まってる。手術が必要かもしれません』と言われた。前日に毛糸で遊ばせたことを思い出して、後悔した。小さなことが、生命の危険につながるんだ。
短期間なら様子見していいケース
- 1回だけ吐いた程度で、その後食欲・便は正常
- 軽度の便秘だが、排便があり、食欲も変わらず
- 毛玉症の症状(毛並み粗い・吐く)だが、食欲・便は正常
こんな時はすぐに受診を
- 繰り返し嘔吐が続いている(3回以上)
- 1日以上、排便がない状態
- お腹が明らかに膨れていて、触ると硬い、または痛がる
- 食べているのに体重が減り、元気がない
- 嘔吐物に血が混じっている
考えられる病気
関連する疾患・症状
異物誤飲による腸閉塞
毛糸・紐・プラスチックなどが腸に詰まる。手術が必要なことがほとんどで、時間との勝負。
重度な毛球症
毛玉が腸を完全に詰める。軽度なら内科治療で済みますが、重度なら手術。
腸重積(腸ねじれ)
腸が重なったり、ねじれたりする。大型腫瘍・異物が原因になることも。手術が必須。
🍽️この疾患に合ったフード
よくある質問
▶猫が毛玉を吐き出すのは正常?
週1回程度の毛玉嘔吐は比較的多いですが、毎日繰り返す場合は腸閉塞の可能性があります。特に毛玉を吐いても食欲がない、便が出ないなら要注意。
▶腸閉塞は手術以外で治せる?
軽度な毛球症なら内科治療(浣腸・食事療法)で改善することもあります。しかし異物誤飲や腸ねじれは、ほぼ確実に手術が必要。時間経過で腸が壊死する危険があるため、早期対応が命を左右します。
▶毛球症の予防は?
定期的なブラッシング、毛球症対応フード、オリーブオイルなどの潤滑剤が有効です。ただし完全には予防できないため、週1回程度の毛玉嘔吐が見られたら、獣医師に相談してください。
猫の他の症状
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この症状の実例
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