猫の目から膿が出ている ── 眼科疾患は進行が速い
このコラムは診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 記載の症状や受診目安は一般的な目安であり、個体差・持病の有無によって判断は変わります。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
「目やにが多いくらいだと思ってた。でも数日で目が腫れて、病院では「角膜が傷んでいる」と言われた」── 眼科疾患は急速に悪化します。
短期間なら様子見していいケース
- わずかな眼やにのみで、充血・瞬膜突出・痛み(瞬き増加)がない
- 両眼に軽度の結膜炎症状だけで、分泌物の色が白い(環境刺激による可能性)
こんな時はすぐに受診を
- 目やにが増える、黄色・緑色・血が混じっている
- 目全体が赤くなっている
- 瞬膜(目の内側の膜)が出ている
- 眼球が濁っている、または白く見える
- 目を開けられない、または頻繁に瞬く
- 光を避ける、目を触られるのを嫌がる
- 目からの分泌物で顔が汚れている、毛が湿っている
考えられる病気
関連する疾患・症状
猫ウイルス性結膜炎
FHV-1(猫ヘルペスウイルス 1 型)が原因。片眼が腫れることが多い。涙目・充血・眼やに。治療は対症療法が中心。ストレス軽減で再発を減らせる。
角膜炎・角膜潰瘍
外傷・感染・乾き目で角膜が傷つく。痛み(目を開けられない)・充血・白い濁り。放置すると穿孔(穴が開く)して失明リスク。
ぶどう膜炎
眼内炎症。FIV・FeLV・トキソプラズマなど全身疾患の症状。光への過敏、眼球が小さく見える。原因特定が治療の鍵。
眼内腫瘍
シニア猫で増加。リンパ腫など。徐々に眼球が変形・濁る。早期発見で治療の選択肢が増える。
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よくある質問
▶眼やにが多いのは正常?
わずかな眼やには正常ですが、色(白い → 黄色・緑色)・量・臭いが変わったら要注意。充血・瞬膜突出を伴うなら即受診。
▶目を開けられない場合、自分でケアできる?
痛みがあるサインなので、自己判断でのケアは避けて即受診を。眼科専門医が望ましい。数日の遅延が失明につながることもあります。
▶受診時に医師が確認することは?
いつから症状が出たか、色の変化、充血の程度、目を開ける/閉じるの制限、分泌物の色・量。可能なら目の写真を撮っておくと診察時の比較に役立ちます。
猫の他の症状
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この症状の実例
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