猫の結膜炎:目が赤い・涙が多い時の判断基準と受診タイミング
このコラムは診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 記載の症状や受診目安は一般的な目安であり、個体差・持病の有無によって判断は変わります。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
「昨日から目が少し赤いような...でも、猫だし様子見でいいか」。1週間後、目やにが増え、目を細めてばかり。獣医師に診てもらったら、『もう角膜にキズが入ってる』と。もっと早く来てくれれば』という言葉が今も心に残る。あの時点で来ていれば違ったのかな。
短期間なら様子見していいケース
- 朝だけ少し目やにがある程度で、日中は赤みが引いている
- 一時的な涙が出ているが、目を気にする様子がない
- 目の赤みが24時間以内に改善傾向を示している
こんな時はすぐに受診を
- 目の赤みが3日以上続いている、または強くなっている
- 黄色・緑色の膿性目やにが出ている
- 眼を常に細めている、あるいは目を開けようとしない
- 目の表面が白く濁っているように見える
- 顔全体が腫れている、あるいは涙が止まらない
考えられる病気
関連する疾患・症状
猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)
ヘルペスウイルスによる感染症。結膜炎だけでなく、くしゃみ・鼻汁・口内炎を伴うことが多い。慢性化しやすい。
カリシウイルス感染症
口内炎と結膜炎が特徴。ワクチン接種で予防できますが、キャリア個体が存在します。
角膜潰瘍
結膜炎が進行して角膜にキズが入った状態。失明のリスクもあり、迅速な治療が必要。
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よくある質問
▶猫の目が赤い時、自宅で様子見していい?
軽度で一時的な赤みなら24時間経過観察は可能です。ただし3日以上続いたり、目やにや眼脂が目立つようなら、獣医師に相談してください。猫は目の問題が急速に進行することがあります。
▶結膜炎は感染する?
原因がウイルス性であれば、他の猫や時には人間にも感染する可能性があります。多頭飼いの場合は、患猫を隔離し、接触後の手洗いが重要です。
▶目薬の差し方は?
猫は目薬を嫌がることが多いです。獣医師の指示に従い、温かいタオルで目の周りを拭いた後に差すと、多少差しやすくなります。毎日継続することが治癒の鍵です。
猫の他の症状
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