モルモットが後ろ脚を引きずる ── 関節炎の初期段階を見逃さないために|PetCase
このコラムは診断・治療を行うものではなく、獣医師との対話を助けるための情報整理です。 記載の症状や受診目安は一般的な目安であり、個体差・持病の有無によって判断は変わります。 最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。
「足をかばい気味に歩いてるな」と思った時点で、それは関節が悟している。「歩けなくなってから」では遅すぎる。
短期間なら様子見していいケース
- つい最近まで普通に走り回っていた
- 朝は動きが悪いが、活動時間が進むと改善する
- 階段や段差を避け始めたが、平坦な場所では走れる
- 後ろ脚をかばい気味で歩く、でも食欲・排泄は普通
こんな時はすぐに受診を
- 急に歩けなくなった、立ち上がれない
- 後ろ脚が完全に動かない(完全麻痺)
- 痛がっていて、触るとうめき声を上げる
- 腰や関節が腫れている
- 排泄物が床に付着している(清潔が保てない)
- 24 時間以上、採食・給水をしていない
考えられる病気
関連する疾患・症状
シニア関節炎(退行性関節疾患)
モルモットは加齢とともに関節軟骨が摩耗。主に後ろ脚の股関節・足首に起こり、徐々に進行。
ビタミン C 欠乏症が引き起こすスコアビー関連の関節障害
モルモットはビタミン C を体内合成できず、欠乏すると関節が脆くなる。予防が重要。
椎間板ヘルニア・脊椎の異常
後ろ脚の麻痺が突然出現した場合は、脊髄圧迫の可能性。MRI・CT 検査が必要。
多発性関節炎(感染性・自己免疫)
複数の関節が同時に腫れる場合は、バクテリア感染や免疫の異常が考えられる。
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よくある質問
▶モルモットの関節炎は治る?
完治は難しく、進行を遅くすることが目標です。消炎薬(NSAIDs)・サプリメント(ω3・グルコサミン)・温温熱療法・適切な運動管理で QOL を保ちます。
▶動き悪い時、運動させていいの?
いいえ。無理な運動は関節を傷つけます。ただし、完全な安静も筋肉を弱らせるため、痛みのない範囲での緩やかな活動が理想。獣医師と相談を。
▶歩けなくなった時、自宅でできるケアは?
毎日複数回のトイレ・給水・採食を助ける、床ずれ予防のため毎時間の体位変換、温かく清潔な環境整備、痛みの様子を毎日記録。介護ケアが必須。
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モルモットの他の症状
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